スクリーニング検査とは

スクリーニング検査のイメージ

当院では生後6か月~2歳のお子さまを対象に、弱視を早期発見できる視力スクリーニング検査を行っております。
弱視とは「視力が発達する時期に視力が悪い状態で止まってしまう」ことで、近視、遠視、乱視、不同視、斜視、瞳孔不同が原因となります。
子供の50人に1人が弱視と言われており、視力の発達は6歳ごろまでにほぼ完成するため、早期検査・早期治療がとても大切です。

スクリーニング検査のイメージ

検査は専用の機器(スポットビジョンスクリーナー)を使用して行います。
写真をとるような感覚でレンズの部分を数秒間見つめるだけで、近視、遠視、乱視、斜視、不同視、瞳孔不同の有無を検査できます。
痛みはまったくなく、小さなお子さまは親御さんのひざに座ったままの状態で検査が可能です。
※検査で異常があった場合は小児眼科をご紹介します。

健診の視力検査だけでは心配、お子さまの目について気になることがある際はご相談ください。

お子さまに、こんな症状はありませんか?

  • テレビを見る位置が異常に近い
  • 絵本などに集中できない
  • 極端にまぶしがる
  • 目の位置が偏っている
  • 物をみるとき顔を傾ける
  • 物をみるとき顔をしかめたり、眼を細める
  • クレヨンなどで丸(円)を描かない
  • 上目遣いで見る

スポットビジョンスクリーナ―で検査できる疾患

  • 近視
  • 遠視
  • 乱視
  • 不同視
  • 斜視
  • 瞳孔不同

検査対象患者

定期予防接種を受けられる当院でかかりつけ登録されている6か月から2歳のお子さんでご希望の方。
定期の予防接種を接種する際に行います。
検査は平日の予防接種の時間帯(14時半~15時半)に行います。
検査ご希望の方、かかりつけ登録されているか不明な方、かかりつけ登録ご希望の方は当院スタッフにお声がけください。